人の迷惑お構いなしに何時でもかかってくるセールス電話。出たくないんだけど、もし重要な電話だったらと思うとセールスだとわかっていても一応出て確認するしかない・・・。そんなイライラを一発で解消する声優サウンドはいかがでしょうか?効果絶大です。
前々から思っていたんですが、セールスや勧誘の電話って、かなりムカツキますよね。頼んでもいないのに勝手にかけてきて、聞きたくもない話をグダグダやられるなんてたまったもんじゃありません。2005年4月に個人情報保護法が施行されたので、少しは減るんじゃないかと期待しているんですが、自由経済ニッポンである以上ゼロにはならないでしょう。
迷惑電話撃退関係のHPなどを覗くと、「個人情報の出所を聞いて削除させる。」「有無を言わさずガチャ切りする。」「保留音を延々と聞かせる。」「床に受話器を転がしておく。」「相手が女性だったらセクハラ攻撃でおちょくる。」など、様々な戦い方が書いてあります。でもねぇ・・・、敵は不特定多数ですし、毎日毎日のことなんですから、いちいち相手なんかしていられません。
あまり過激なことをやって逆恨みされるのも、このご時世ちょっと恐いですし、逆ギレされて喧嘩にでもなろうものなら、その日は一日中イライラしてしまいます。これじゃ体に良くない。それに、たかがセールスを言い負かして勝ち誇ってみても、空しいだけじゃないですか。
そんなこんなで考えた末に、私が採用したのは最もシンプルな方法。一日中留守番電話にして、電話に出ないことにしました。しかしいつも留守だと思われると空き巣に狙われそうだし、本当に用事のある人から連絡が来なくなるのも困ります。
そこで、音声制作を生業にしている己の立場を利用。活用。悪用(?)・・・声優さんにお願いして、こんな電話応対メッセージを作ってみました。協力してくれた声優さんに感謝!まずは聞いてみてください。
声優 | 秒数 | mp3 | WAV/lha圧縮 |
---|---|---|---|
箱森ゆめ | 約15秒 | ダウンロード | ダウンロード |
森村みどり | 約20秒 | ダウンロード | ダウンロード |
このメッセージの ポイントは次の通り。
1.留守じゃないよ。チミの声は聞いているよ。
2.名前と用件を言ってみ。用のないヤツには出ないぞ。
3.本当に留守かもしれないから、そのときはかけ直して。
このメッセージを入れて留守番電話に設定しておき、相手が誰なのか確認してから電話に出ます。名前を言わなかったり、知らない名前の場合は放置します。普通の留守電メッセージみたいに「留守です。」とは言っていないし、用のない電話には出ないとも言っているので、空き巣狙いなどが留守を確かめるためにかけてきても、留守なのか在宅してるのか判断できません。
このメッセージ、ウチで実戦配備してみた結果、絶大な効果がありました。セールス目的でかけてきても(相手のメッセージが残っていないので断言できないけど。)、「普通の留守電と勘違いしてメッセージが流れた途端に切る」か「全部聴いて納得して切る」のいずれかで、名前や用件を残したセールスはまだ一人もいません。
使い始めてから、うぜぇ電話セールスはゼロになりました。いや、正しくは「相変わらず電話はかかってくるけど、相手する必要が全く無くなった。」です。アンフェアなことをする敵と24時間闘うには、人間じゃなくて機械に任せるのが一番ですわ。イタ電などにもかなり効果があるのではないでしょうか。
ただし一つだけ難点があって、たまに本当に用事のある人が間違えてかけたのかと驚いて切ってしまうことがあります。ましかし、ご安心あれ。そういう場合はかけ直して来るか、メッセージをちゃんと残してくれますから、それほど大きな問題になることはありません。数ヶ月ぐらいそのままにしておけば、知り合いには浸透するでしょう。
電話セールスやイタ電でお悩みの方へ、Walking in Space 2からプレゼント。ぜひ使ってみてください。(何が起きても自己責任ですよ。)それから、ご意見・ご感想・アイデアなどありましたらメールをどうぞ。個別のお返事はできませんが、今後の参考にさせていただきます。