NHK日本語発音アクセント辞典を組み込んだ初めての電子辞書
掲載日:08年07月08日
アクセント辞典はナレーターや声優にとってまさに必携の書と言えます。 有名どころではNHK出版の日本語発音アクセント辞典と、三省堂の新明解アクセント辞典の2種類があります。それぞれ特長がありますから、ナレーターさんによっては2冊を使い分け、両方とも持ち歩いているそうです。 しかしですね、この辞典、意外と重たいんですよ。あまり細かく文字を詰めるとアクセント記号が見えなくなるためか、かなりゆったりした紙面になっているので、その分ページ数があります。ま、ウチのスタジオにはアクセント辞典が置いてありますから、そんな重たいものを持ってこなくてもいいんですが、他の現場へ行く際にはカバンに忍ばせて行かなければならないそうです。 かさばる辞典が大きなカバンに入っているのを見て、「電子辞書にアクセント辞典が収録されていたら楽だよな。電子辞書って、役に立つのか立たないのかわからないような辞書が山ほど入っているんだから、アクセント辞典ぐらい入ったやつがあってもよさそうなものなのだが・・・。」と、思ったりしてました。しかし・・・これまでそんな電子辞書は無かったんですよねぇ。 さて、そんなこんなで・・・先日ふとネットを検索していたら・・・ 見つけました!・・・というか、ついに発売されました。NHK出版の日本語発音アクセント辞典を初めて収録したカシオの電子辞書・・・XD-SP6600です。液晶に表示するだけじゃなく、こやつはしゃべるらしい。英語も日本語も話すので、アクセントを音声で確認できるみたいです。これはすげー。 日本語はたぶん日本人が読んでいると思われます。英語は合成音声みたい。(アクセント辞典の内容で話すのではなくて、明鏡国語辞典の内容で発音するらしい。ま、日本語だから何の辞典でもいいということで・・・。) おおお、いいじゃん!レコーディングのスピードアップのために、いっちょ買うか?日本語だけじゃなくて英語の発音もわかるし、原稿に出てくる単語の意味がわからなければ、何種類もの辞書でその場ですぐ検索できるじゃん。・・・と、さっそく意気込んでネットで調べてみたんですけど、ちぃと値段が高いですな。2万4千円ぐらいでした。 う~む・・・。私はナレーターじゃないし、外へ持ち歩くわけでもないし・・・。ウチのスタジオにはアクセント辞典は一応常備してあるから、私が買うことはないかぁ・・・。やっぱ、今まで通りアナログのアクセント辞典とアナログの広辞苑でやってきますかねぇ・・・。ぶつぶつぶつぶつ。 よし決めた!誰かに買わせて貸してもらおうっと。・・・・セコイ。とりあえず新しもの好きでで購入した方がいらっしゃったら、使った感想を教えてくださいませんか? ということで今回はここまで。また次回をお楽しみに。 ※コトモノウォッチ一覧へ戻る |