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Reflexion Filter

有害な反射音をカットするマイクロフォンフィルター
掲載日:08年07月30日

今回ご紹介するSE Electoronics社のリフレクションフィルターという製品は、以前から気にはなっていて、購入寸前まで行ったんですが、いろいろあって保留。結局買ってないんですが、やっぱり気になるので紹介しておきます。

見てくれはこんな感じです。よーするに、マイクの周囲にウレタンの壁を立てて、側面から背後にかけて回り込んでくる反射ノイズをカットしてしまおうというシロモノです。

ボディはアルミでできていて、中は中空になっていて何らかの繊維で埋まっている模様。湾曲した面に沿ってウレタンが貼ってあります。

ナレーションを録音する時には、大なり小なり部屋の響きが録音されてしまうため、それがカットできるならいいじゃん!それに背後の音をカットできればノイズも減る。ということで目を付けてました 。

さてそこで、調べたり、問い合わせたりしたんですが、ウチで使うにはいくつか問題があることがわかりました。

1.重量
写真で何となく想像が付くでしょうが重いです。3.6kgもあります。この重量を支えるスタンドもそれなりでなければなりません。私が使っているブームスタンドは国内で売られているものの中では比較的重量もあってがっしりしているんですが、それでも900gぐらいのマイクでお辞儀をしてしまいます。リフレクションフィルターが3.6kg+マイク約1kg=4.6kg・・・なんて到底耐えられません。たぶんちょっと重心が動いたらひっくり返ります。

2.ウレタンの寿命
ボディはアルミ製なので問題ないんですが、内側に貼ってあるウレタンはむき出しなので、経年変化でボロボロになる可能性があります。こういう機材はノーメンテナンスで長期間使いますから、その辺の耐久性が心配。

この2点について国内で販売しているショップの一つに問い合わせてみました。

まずマイクスタンドはブームスタンドではなく、ストレートタイプのスタンドで使うのが基本とのこと。どうしてもブームを使いたい時は、それなりのスタンドでないともたないそうです。ナレーションを録音するときにはナレーターは椅子に座ります。オーバーヘッドのつり下げ状態でマイクセッティングをすることが多いので、そうなると巨大なカウンターウエイトをもった大型スタンドが必要。う~ん、値段が高すぎる・・・。

で、もう一つの問題。ウレタンの寿命はわからないとのこと。スペアなどは販売していないので、ボロボロになったらそれまで・・・。ということらしいです。

で、・・・断念しました。とは言え、楽曲のボーカル録りなどには大きな効果が期待できます。ゲーム音声の録音やアフレコなどで声優がしゃべるときは立った状態で行いますから、それならやっぱ使えるかも・・・と言うことで、断念はしたけれども、まだ未練がましく悩んでいる私でした。ちなみに、価格はショップによって異なりますが、3万円~4万円ぐらいです。

ということで今回はここまで。また次回をお楽しみに。

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