ここまで安いと何も文句が言えないのだが・・・。あえて語れば・・・。
掲載日:09年03月13日
インクジェットプリンターがいきなり壊れました。エプソンのPM-730Cという機種。「まだそんなモノ使っていたのか?」と言われそうですな。7年ぐらい使い込んだシロモノなので、もう壊れても当たり前・・・と言うことで、新しいプリンターを買いました。 どうせ買うならコピー、スキャナー、プリンター機能がいっしょになった複合機にしよう・・・・ということで、いろいろ調べてみたら、ブラザーの激安機種が目に止まりました。 ■買いたくなるポイント 1.とくかく安い。複合機でありながら、ヨドバシドットコムで8780円、ポイントを還元したら7024円(2009.3.13の価格)だって。これはどう考えても無敵ですな。 2.インクタンクが4色とも独立しているので、無くなったタンクだけ交換すればよい。今まで使っていたエプソンは独立インクじゃなかったので、まだインクがたっぷり残っていても捨てるのがもったいなくてしょうがなかった。1万円以下でインクが独立しているのは現時点でブラザーだけだと思います。 3.カラーインクが切れても30日間は黒インクだけで印刷できます。いざというときこれは非常に安心な機能。 以上、グッドな複合機だと判断していきなり買っちゃいました。と言うか、請求書をすぐ出さないといけなかったので待ったなし。もう何でもいいから安いの買っとけ・・・という状態でした。 さて、届いてから約一週間。使ってみた感想は・・・。なーんの問題もありません。黒インクの印刷がほぼ100%なのでこれで十分です。まぁ、キャノンとかエプソンの15000円クラスと比較するとカラー印字とかスキャナーの品質が劣っているのかもしれませんが、私にとっては必要にして十分という感じです。コピーなんて、その辺のコンビニなんかよりはるかにきれいです。 ちなみに一部のレビューでは、USBケーブルが付属していないと解説されていましたが、私が購入した時点では付属していました。改善された模様です。 さて、グッドなPC-165Cではありますが、気になる点もやっぱりありまして・・・。コストパフォーマンスが非常に高いことはわかっていながら、あえて欠点を紹介しておきます。 1.液晶が見にくい 上に乗っている魔除けの人形は気にしないでいただきたく・・・。スタッフからもらったバリ島のお土産です。ま、それはどうでもいいんですが、つまりですね、私は目線の高さにこの複合機を置いているんですが、この位置からは液晶が全く見えません。電源ランプなどのインジケーターがないので、この位置からだと電源が入っているのか切れているのかすらわかりません。また、液晶は真上から見ないと文字が読めないので、毎回つま先立ちして覗き込んでいます。 2.本体カバーサポートのバーが折れそうになる 問題は赤丸の部分。本体のカバーを開けたときに、閉まらない様につっかえ棒の役割をするバーがあります。こいつがかなり危険。一度開けるとなぜか閉まらなくなります。文字では表現が難しいんですが、閉めようとするとどっかにひっかかったみたいになって、無理に力を加えると折れそうになります。そして何度かグッグッっと押していると、ある時点で予告無しにいきなり何かが外れたみたいにバタン!と閉まります。手を挟みそうになって非常に危険です。これはぜひメーカに改善していただきたい。ウチに来た個体だけではありません。店の店頭に置いてあったものでも同じで、閉まらなくなって店員を呼びました。また、旧機種でも同じ症状があることを確認しています。 3.付属のインクが100%充填されていない マニュアルによると付属のインクは「お試し用」で中身が少ないらしく、早く無くなるという記述がありました。う~む・・・。コストをギリギリまで考えるとやむおえないのかなぁ・・・。とも思いますけど、ちょっとケチくさいですねぇ・・・。もし本当にそうなら、カタログや広告で最初から大きく表示すべきですね。買ってみたらすぐインクが無くなった。近くではインクを売っていない・・・じゃ困ります。この点はフェアじゃないと思います。 4.インクを売っている店が無い キャノンやエプソンのインクなら、その辺のスーパーでも買えますが、ブラザーのインクは取扱店が非常に少ないのが最大のネック。ウチのそばで売っている店はゼロでした。わざわざ交通費をかけて買いに行くのもアレですし・・・。ヨドバシの通販だと1万円以上でないと送料がかかるし・・・。ふとブラザーのダイレクトクラブを見たら3000円以上は送料がかからないみたいです。これならアリかなあ・・・。検討中。 とまあ、あえて苦言を呈しましたが、この値段じゃ許すしかないか・・・というのが結論です。キャノンやエプソンの独立インク型と比較すれば、購入価格差だけでインク全色セットが2回も買えますから。 ということで今回はここまで。また次回をお楽しみに。 ※コトモノウォッチ一覧へ戻る |