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USBコンデンサーマイクロフォン・SAMSON G-TRACK

必要なもの全部入りの超イイカンジのナレーションマイク。
掲載日:2010年01月04日

SAMSON GTrack

以前、このホームページで連載していた「誰も語らなかったサウンド技術」の第2回で、自宅でナレーションを録音するためにはどんな機材を購入したらいいのか解説したことがあります。

仕事で使える音質で録音でき、できるだけ安いセットを紹介したんですが、バラバラに機材を買い揃えて接続しなければならないので、初心者にはかなり敷居が高いという意見がありました。

そしてあれから7年。状況は一変しました。USBに直接接続できるコンデンサーマイクというのが登場して、簡単にクオリティの高いナレーションが録音できる様になりました。

パソコンのUSB端子にマイクを直に接続できるという意味は、マイク本体にオーディオインタフェースを内蔵しているということです。マイクの中でアナログ信号をデジタル信号へ変換してしまうので、電気的なノイズが混入せず非常にクリアな音質で録音できます。

またコンデンサーマイクのためダイナミックマイクよりも高音質。ファンタム電源もUSBポートから供給されるので、とても使い勝手の良いマイクなのであります。(USB接続のダイナミックマイクというのもありますのでご注意を。)

そんなUSBコンデンサーマイクの中でも、今回ご紹介するサムソンのG-TRACKは他の製品とはちょっと違います。一番の特徴は「必要なもの全部入り」ということですね。普通はオーディオインタフェースとマイクを買うと、ケーブル、マイクスタンド、ソフトなどを別途用意しなければいけませんがG-TRACKはそんな煩わしさとは無縁です。

マイク本体にモニター端子が付いて、ヘッドフォンを接続すれば録音状態をモニターしたり、録音した音声を聞くことができます。マイクの音量とヘッドフォンの音量は、それぞれ独立したノブで調整可能。ライン入力端子もあるので、カセットテープなどアナログの音源をデジタル化することもできてしまいます。

録音・編集ソフトはCakewalk's Sonar LEが付属しているのでマルチトラック編集が可能。音声と音楽を重ねたりできますよ。でも波形が大ざっぱに表示されるので、波形編集が必要な場合は、フリーソフトのSound EngineやAudacityを使った方がいいと思います。

さらに卓上マイクスタンド、USBケーブルはもちろん、アナログインアウトへ接続するケーブルや変換プラグなど、とりあえず必要なものが全部入っています。ナレーターや声優のボイスサンプル録音に最適。もちろん仕事にも十分使える水準です。

最後にもう一つ。ダイレクトモニターモードを持っていることが大きな特長です。これはマイクの音をそのままモニターへ出すモードのことです。PCを通過した音しか再生できないと、レイテンシーと呼ばれる遅延が発生して、自分がしゃべっている声とヘッドフォンへ返ってくる声がずれて聞こえてしまいます。これを回避できる機能があることはグッドだと思います。・・・と言うか、これができないとものすごく録音し難いですよ。他の製品でこの機能を見たことがないんですが、大丈夫なんでしょうかねぇ・・・。

サウンドハウスでは16,300円(税込、2010年1月4日現在の価格)です。ただし現在ちょっと入手困難な状態らしくて納期がかかりそうです。

箱から取り出して組み立てる様子がYouTubeで検索するとアップされています。これを見ればよくわかりますよ。あ・・・映像に出てくるポップガードは付属していませんので念のため。

ということで今回はここまで。また次回をお楽しみに。

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