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制作方法の違いを知るべし【スタジオ録音編】

ナレーションの制作を行っている事業者のホームページを見ると、「安い」「早い」「プロ」「高音質」など、どこも同じ様な言葉が並んでいると思います。そりゃまぁ、みんな音声を作るのが商売ですから、キャッチフレーズも似かよってくるのは致し方ないのかと。

「それじゃ、どこに頼んでも同じなのか」

と思った方。いえいえそうではありません。制作事業者を選ぶときには、まず、どの様な方法で制作するのかを確認しておくことが重要です。ここの選択を間違えてしまうと納品されたときに、「なんだこれは!」になってしまうかもしれません。

スタジオ録音のメリットとデメリット

音声を制作する方法としては最も高音質です。

ナレーターは読む。エンジニアは録って編集する。お客様は演出などの指示を出すなど、各専門家が自分の仕事を粛々とこなして行きます。関係者が一同に介しているため、不具合があればその場ですぐ対処できます。複数の出演者がある場合でも音質は揃います。

欠点としては、スタジオ、エンジニア、ナレーター、お客様のスケジュールを合わさなければならなくて手間がかかることと、スタジオのレンタル費や関わる人員が多いなどの理由で制作費用が高めになります。

※お客様の手間を省くために、ズームやスカイプなどのWeb会議ツールを使った、リモート立ち会いができるスタジオが増えてきています。

スタジオ録音が良いのはわかった。んで、一般的な相場っていくらぐらいなのよ?

当然次の疑問はお金のことになりますよね。しかし・・・

答え:わかりません

「ゴルラァァァァァl」というお声が聞こえてきそうですが、そうなんですよ。わからないんですよ。スタジオ録音に相場とか定価とかいう概念は無いので、ほとんどの事業者は「お見積します」になっていて具体的な金額を公開していません。表示してあったとしても、条件を絞った上での参考料金だけになっていることが多いです。事業者を比較検討するには見積を取るしかないというのが現状です。


さてここからは

ナレーション声優スタジオの話になるんですが、私どももスタジオ録音は要見積になっています。正確な見積をお出しするメールフォームと、入力項目数を減らして簡略化した概算見積のフォームがありますので必要に応じで使い分けてください。

ちょっと面倒だと思われるかもしれませんが、見積に必要な情報が不足していると、正式なお見積でものすごく金額が変わってしまうことがありますのでご理解ください。

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