音声制作事業者は『1.スタジオ録音のみ 2.宅録のみ 3.スタジオ録音と宅録の両方』に大別されます。ホームページの内容を良く読めばどの方式の事業者かわかるのですが、パッと見では判別しにくいかもしれません。誤解なきようにお願いしますが、どれが良くてどれが悪いということでは決してありません。お客様の立場からすれば、どの方式なのかすぐわかった方が検討しやすいと思い、見分け方のヒントをご紹介する次第でございます。 ※この見分け方は絶対ではありません。もちろん当てはまらない事業者さんもいます。 こういうことを強調していたら宅録 価格が安い、特急録音が可能、登録者がめっちゃ多い、などをを強調しているなら、たぶん宅録の事業者さんです。 激安料金 最低料金は「500円から」とか「1000円から」という感じであれば、ほぼ間違いなく宅録です。スタジオ収録ですとその様な激安価格の設定は不可能ですので。 納品の速さ 「今日の午後依頼すれば明日納品」など特急制作も可能と謳えるのは宅録だからです。スタジオ録音の特急制作はナレーターのスケジュールの関係で対応が難しく、もし対応できたとしても相当な特急料金をいただくことになります。ただし宅録は一般的に納品が早いと思われがちですが、原稿文字数が多くなるにつれて、納期はそれなりに長くなり、必ずしも即納できるとは限りません。 登録者がめっちゃ多い スタジオ録音ですと、スタジオまでの往復や録音などで最低でも数時間を要します。自分が空いてる時間でちょっと仕事をするというレベルではないので登録できる方は限られてきます。よって採用や管理を考えますとスタジオ録音なら1事業者あたり100人ぐらいが限界ではないでしょうか。何百人も登録しているのは宅録だと考えて間違いないでしょう。 こういうことを強調していたらスタジオ録音 トップページにスタジオ写真を掲載 絶対とは言い切れないのですが、トップページにスタジオの全景を出している事業者は、「私どもはスタジオ録音が中心なのだ」と強調していると推測できます。よってナレーション制作もスタジオ録音がメインだと考えて良いでしょう。 要お見積になっている お客様のご依頼はプロジェクトごとに千差万別です。価格が変動する要素が多すぎて、標準的な価格表では役に立たたないことがあります。全てのケースを表示するわけにもいきませんので必然的に「要お見積」が多くなります。 高音質を強調 宅録は登録者ごとに音質が異なりますので、高音質だとと言い切ることは難しいかと思います。逆にスタジオ録音であれば堂々と音質の良さを謳えます。 さてここからは ナレーション声優スタジオのお話になるんですが、私どもはスタジオ録音と宅録の両方やっており、それぞれのメリットとデメリットを熟知しています。お客様をサポートし、トラブルを最小限に抑えるようにしております。ご要求の内容によって最適な制作方法をご提案できますので、悩まれたらお気軽にお問い合わせください。
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