見積依頼│お問合せ

narration@wis2.jp

ナレーターや声優を選ぶ

音声制作の事業者さんは、声優やナレーターのボイスサンプルをホームページで公開し、そこから出演者を選んでいただくのが一般的です。しかし初めて音声を制作される方は、誰を選んでいいのか相当悩まれるのではないでしょうか。

そうした方々に出演者選定のコツを何かご伝授できないか?ということで、このページを書き始めたのではありますが・・・・

結論:やっぱ自分の感性で選んでもらうしかないですわ

という結果になりました。期待された方スミマセンです。

声質や演技を選ぶというのは、イメージ、感性、雰囲気、好み、という、「フワっと」したものが基準になります。これらは数値化できないので。お客様にしかわからないんですよね。また私どもはお客様のプロジェクトに最初から関わっていないので、求められているのがどんな感じなのかも理解していないということもあります。

ということなのですが、

これだけで終わったら、せっかく見てくださった方のお怒りが爆発しそうなので、出演者の選定に関して日頃の仕事の中で思うことを書き綴っておきます。


こちらからご提案しても

「自分の感性で決めて」と先に申し上げてしまいましたが、私どもの方で出演者を提案してほしいというご依頼にはちゃんと対応しております。プロジェクトの内容を拝見して「まず大丈夫でしょう」という安全パイ的な人材をご紹介するのですが、最終的に全然別の人に決まることがあります。お客様がお決めになることなので全然構わないのですが、やはり出演者を選ぶのは難しいなぁと感じる次第です。そういうこともありますので、できるだけ最初からお客様に指名していただく様にお願いしております。

人数の検討

出演者を何人使うかは料金に直結しますので慎重にご検討ください。「一人で5役できますか?」など複数キャラクターを一人で演じるご依頼も多いのですが、価格を抑えられる代わりに一つだけご理解いただきたいことがあります。それは「どのキャラも似たような声になりますよ」ということです。年齢が大きく離れているとか、男性と女性のキャラとか、極端な違いがあればまだ良いのですが、「20歳の女性と30歳の女性」だったりすると、演じ分けるのは難しすぎるのではないでしょうか。もちろんご予算の問題が大きいと思いますが、出演者の人数については慎重にご検討ください。

最初のボイスサンプルで候補を絞る

どの事業者さんのサイトでもかなりの量のボイスサンプルが置いてあると思います。それらを全部最後まで聴いていたら、いくら時間があっても足りないことでしょう。そこでちょっとしたコツをご紹介します。一番最初に出てくるボイスサンプルを聴いて候補者を絞ります。パッと聞いた瞬間の印象で、「合ってる」「違ってる」を判断します。その作業で残った者のボイスサンプルを改めて聴き直して判断します。大抵のナレーターの心理として、最も自信があり、最も楽に読める声のサンプルを一番前に置きますので、意外と間違いがない選定方法です。一度お試しください。

個別のボイスサンプル

「原稿の一部を読んだサンプルがほしい」というご希望もかなりあります。イメージを確認するには最適は方法なのは承知しておりますが、私どもでは基本的にお断りするようにしております。現時点で公開しているボイスサンプルからお選びください。ただし。どーしてもということであれば有償になることをご理解いただいた上で、宅録が可能なメンバーに限りお引受けすることがあります。スタジオでなければサンプルを作れない者は対応できません。


さてここからは

ナレーション声優スタジオのお話になるんですが、以上の通り、ナレーターや声優の選定は基本的にお客様にお願いしております。しかし「ボイスサンプルで決めてくれ」だけではかなり乱暴ですので、出演者を選定を補助するページを用意しております。

キャラクターナビゲーション

「キャラクター」に着目して、いろいろなキャラを前提にしたボイスサンプルをまとめてあります。声優の選定になりますが、演技を要するお仕事の場合にお役立てください。[男性キャラナビ][女性キャラナビ

ナレスタ研究室のトップページに戻る

↑ PAGE TOP