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第023回『最終回・声優オーディション その2』

実は・・・。

誰も語らなかったサウンド技術はネタ切れしました。本当はこれからオーディオドラマ制作に関する、秘蔵のノウハウを次々と公開!と行く予定だったんですが、考えれば考えるほど簡単にまとまるようなシロモノではなことがわかってきました。

期待していたみなさんには大変申し訳ありませんが、誰も語らなかったサウンド技術はいきなり今回で終了し、次のネタ探しの旅に出たいと思います。・・・相変わらずいいかげんでスミマセン。

最終回は前回に引き続き、オーディションの傾向と対策のお話をします。すでにご存じの方も多いと思いますが、2003年度最終・ネット声優スタジオ登録声優募集を、正式に告知いたしました。締切は10月24日金曜日です。(詳細はホームページ『魔法の小箱配達人&ネット声優スタジオ』をご覧下さい。)

さて、ネット声優スタジオのオーディションには、ある特徴があります。それはやたらと応募書類に書き込む項目が多く、音声デモの作り方にも指示がいっぱいあることです。ぐちゃぐちゃめんどーくせぇ。けっ、こんなもん応募するわけねーだろ!・・・という方もいらっしゃるでしょう。たしかに他社の募集要項を見ると、書類は名前と連絡先と自己PRとスリーサイズぐらいで終わり。音声デモも、規定の短いセリフを2~3個送るだけ。この違いは何?

■意欲を見る
かなり面倒な応募書類です。説明画面の長さだけで、通常の2倍はあります。しかし、ど~しても合格したいという強い意志があるなら、この程度は何のそのでクリアできるはずです。書類・デモ・写真の組み合わせで、いかに私たちにアピールしようと努力しているか。まずそうした意欲を見ます。それに、書類とデモだけで第一次審査を行うのですから、情報はできるだけ多くないと適切な判断ができません。必然的に内容は詳細になります。

■注意力を見る
決められたことが決められた通りにできるかどうか。これもポイントです。応募書類に不備があれば、それだけで不合格になりかねません。応募要領の内容が間違いなく理解できていたかどうかも見ます。「これぐらいは大目に見てくれるだろう」というような、いいかげんな応募態度では、スタート段階から不利になります。

■自己認識のレベルを見る
応募プロフィールシートに、『自己PR』という項目があります。特に説明書きはありません。ここだけやけにサラっと書かれていると思いませんか?実はプロフィールシートで、一番重要視しているのはココなのであります。この項目を最大限利用して、私たちに十分PRして欲しいものです。1行だけとか、空白で送られてくると、この人は損しているなあ・・・と、思ってしまいます。

ちょっとだけネタバレって感じですが、第一次審査は「声優としての技術を持っている」ことは当然ですが、上記の三点も基準に含まれます。これが二次審査になると、さらに別の観点から審査することになりますが、それはまだ秘密にしておきましょう。

さあて、今回のオーディションに応募するつもりの方は、このメルマガを読んでラッキーでしたねぇ。ちょっとだけ合格率が高くなるかもしれませんよ。ぜひ傾向と対策を忘れずに、チャレンジしてください。あなたとの出会いを、心よりお待ちしております。

ということで、長い間お読みいただきまして、ありがとうございました。また、次の企画でお会いしましょう。

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